学校を出て、マンションに帰れば俺1人。
澄音が帰宅したのは夜8時過ぎだった。
「海翔さん‼︎ごめんなさい‼︎クラスの打ち上げ行ってたの…」
「俺、今日せっかくオフだったのにな〜」
「うぅ〜‼︎でもっ‼︎今日すごく盛り上がってたよ‼︎来てくれて、ありがとう‼︎」
「いいえー。つーか、初めて澄音、俺のライブ観た?」
「うん‼︎生ライブ初めて‼︎カッコ良かった‼︎」
すっげー純粋な笑顔で言われると……。
俺の下心なんて出せなくて。
「あっ…海翔さん…。そのっ、報酬って…」
「俺が満足するまで側にいて。それだけ」
「うんうん‼︎じゃあ、お風呂でも一緒に入っちゃう⁉︎」
澄音からの誘いに乗らないワケがない。
早速、2人で風呂に入って髪の洗いっこ。
背中まで伸ばされたキレイな黒髪が、けっこー好きだったり……。
「海翔さん、後ろからぎゅってして?」
「はいはい」
甘えてくるのが、どれだけ可愛いか‼︎
無自覚って恐ろしい……。

