翌週の土曜日、夕方から事務所にあるスタジオに行く海翔さんに着いて行った。
メンバーの皆さんにもお願いしなきゃ。
それに、スタジオに来るのは初めて。
地下特有のこもった空気感と、タバコの匂いが鼻を掠めた。
「澄音ちゃん‼︎夏休み振りだねぇ〜‼︎元気してたー?」
「はい‼︎元気でした‼︎愛斗さんは?」
「俺もめっちゃ元気。この後、2人でイイコト出来ちゃうぐらい‼︎」
「おい、愛斗‼︎澄音に変なコト吹き込むな」
あはは〜……元気そうで何より。
リーダーの一輝さんに、文化祭のこと説明してオッケーをもらった。
フルールの皆さん良い人‼︎
「澄音、時間何分だっけか?」
「30分だよ‼︎」
「30分あったら2、3曲は出来そうだね。当日、澄音に会える?」
「もちろんです。嶺さん」
「そっか。俺、楽しみ」
嶺さん、ナチュラルにドキドキさせないで下さい…。
「嶺に浮気か、コラ」
「違いますー‼︎」
海翔さんに怒られるー‼︎
でも、お願い出来て良かった〜…。

