それでも朝起きた時に、澄音の姿を見るだけでぐっと幸せが込み上げるんだ。
キッチンに立つアイツは最高に可愛い将来の嫁さん。
「あ、海翔さん‼︎おはよう‼︎起きるの早くない⁉︎」
「ん〜…なんか目ぇ覚めた」
「大丈夫〜?昨日、何時帰りだったの?」
「昨日ってか今日だな。明け方の3時ぐらいだし」
「うぅ〜……。体、気を付けてね」
ふわっと俺に笑いかけて、またキッチンで手を動かす。
メシ作ってくてんの幸せ…。
「ご飯出来るまで時間あるし、二度寝したら?」
「澄音も一緒に二度寝どう?」
「腕枕して、ぎゅってしてくれるなら考えてあげるっ‼︎」
「お前が望むことなら、なんだってしてやるよ」
「あはっ‼︎海翔さんは、あたしの王子様だね」
王子様なんてカッコイイ存在なのかな?
嬉しいから良いけど。
キッチンでひと段落させた澄音を連れてベッドにリターン。
望み通り、腕枕をして抱き寄せる。

