結局、気まずいのは起きてた俺だけ。
リビングのソファーに澄音と座ってた時、ニヤニヤ顔の愛斗が横に座った。
「澄音ちゃん♪痛かった〜?」
「へっ?何がです?」
「とぼけないでよ〜‼︎やっぱ、海翔うまいしょ?」
「愛斗‼︎お前、澄音に余計なこと吹き込むなっ‼︎」
「えー‼︎つまんないの‼︎」
澄音は困った顔で俺の顔を覗き込む。
うん、俺も困った…。
「海翔さんて何がうまいの?」
「もうその話終わり‼︎部屋戻って帰る準備するぞ」
「はーいっ」
そして夕方、車に荷物を詰め込んで車に乗ったのは良いんだけど………。
後部座席に、澄音と嶺が仲良く乗ってる。
「嶺さん、お菓子食べます?」
「食べる。俺、甘いのが良い」
「あっ‼︎甘い系ありますよ〜」
行きは愛斗の車で来たくせに、帰りは俺の車。
メンバーの中で唯一、免許持ってねぇから仕方ねぇけどさぁ〜……。
ぜってー、澄音目当てだろ‼︎

