帰りの車中で、助手席のアイツはスヤスヤと夢の中。
襲っちゃいたいけど襲えない……。
澄音に怖い思いさせたくない…なんて、俺のビビリ。
「澄音〜。着いたから起きろよ〜」
「んぅ〜……眠たい…。おんぶ」
「ガキじゃねぇだろ。自分で歩けっ」
「ヤダヤダ‼︎海翔さん、いつもガキって言うのに‼︎おんぶ……」
小首傾げられて甘えた声で言われたらさ……。
もう俺の降参。
結局、澄音をおんぶしてコテージに帰宅。
「おー、海翔おかえり。澄音ちゃん寝ちゃったの?」
「ただいま、一輝。俺の姫、わがままだから仕方ねぇの」
「へぇ〜……随分尻に敷かれてる王子だな‼︎」
「うるせー‼︎」
一輝に思う存分、笑われて部屋に戻った。
澄音をベッドに降ろすと、目を擦って寝ボケ眼。
「海翔さん…お風呂入る…」
「いいよ。先入って来い」
「え、ヤダ…。海翔さんも一緒」
「ゲホッ‼︎ちょっ、澄音⁉︎お前、どっかに頭ぶつけた⁉︎」
「ううん。本気だよ」
俺の可愛くて純粋な澄音ちゃんが、超大胆になった…。

