【海翔side】
メンバー達込みで来た澄音との旅行。
昨日の夜にかなり飲んだのは覚えてるけど、澄音との会話が思い出せん……。
そのせいで、俺の澄音ちゃんご立腹。
太陽が眩しい程に差す、俺ら貸切りのプライベートビーチ。
砂浜をトボトボ歩く澄音を捕まえて、手を繋いでみる。
「なんですかー」
「まだ、ご機嫌ナナメなんですかー」
「別にナナメじゃないもん…。海翔さんのおバカ」
「なんだよ。貧乳」
「最低っ‼︎」
バシッと思いっ切り…脚でケツ蹴り…。
痛過ぎて悶絶なんだけど⁉︎
そんな俺の姿を見て、メンバーは腹抱えてケラケラ笑う。
「あはは‼︎今のは海翔が悪いね‼︎」
「俺も芽依子にあんな言い方したことねぇわ……」
「じゃあ…俺は澄音のとこ行くね」
「つーか、嶺は真顔で澄音を横取りすんな‼︎」
俺と澄音は付き合ってんのに。
嶺と澄音が笑って話してたら、イライラする……。
嫉妬とか大人になりきれてない自分にも嫌気。
これから、めちゃくちゃ澄音のこと笑顔にしてやるから待ってろよ〜‼︎

