案の定、変にドキドキしちゃって寝不足気味のあたし。
芽依子さんと作った朝ご飯も、あまり食べられず……。
部屋に戻ると、海翔さんがそっとあたしを抱きしめた。
「どうしたの?寝不足?」
「あっ、当たり前だよ‼︎昨日、あんな風に言われたらさ…」
「昨日?何が?」
はぃぃぃ⁉︎
キョトンと簡単な顔で首を傾げてる海翔さんのお腹にグーパンチ。
「えっ⁉︎俺、なんかした⁉︎」
「覚えてないとか最低‼︎」
「うわ……ごめん。まさか、俺酔った勢いで澄音に手ぇ出したとか…」
「もう良いです‼︎海翔さんのバーカ‼︎」
「はぁ⁉︎澄音のクセに生意気なんだよ‼︎」
「うるさいなー‼︎あたし、芽依子さんのとこ行って来るもん‼︎」
去り際に、べーっと舌を出してやった。
海翔さん、女の子の気持ち分かってないよ〜‼︎
素直に可愛くなれないあたしも悪いけどさ……。
こんな関係のまま、せっかくの旅行終えたくない‼︎

