部屋に入るなり形勢逆転。
腕を引っ張られ、ベッドに押し倒された。
嫌な予感しかしないー‼︎
「この部屋、防音なんだって」
「へ、へぇ〜……」
「食ってやろうか?」
「遠慮しときます…。マジで」
「もう限界なんですけど。俺ね、けっこー我慢してんの」
色を含んだ声で耳元で囁く。
熱っぽい視線で見られるとヤバイ…。
海翔さんの目が本気だ……。
お互いの視線が絡み合った瞬間、唇に噛み付く様なキス。
苦くて、熱い……。
「…この先進んじゃ、ダメ?」
「ダメ…。怖いから…ちょっ、海翔さん…‼︎」
あたしの体に、倒れ込んで来て重みを腕で支える。
咄嗟に顔を覗くと、目を閉じて長い睫毛が目立つ。
もしかして…‼︎
「寝てるし‼︎このタイミングでよく寝れますね……」
お酒臭いし、重たいし……。
この数分間のあたしのドキドキを返せ‼︎
本気でそうゆう雰囲気になるって考えたんだから‼︎
せっかくの旅行なのにー‼︎

