とりあえず、最初の言葉は………。
「おかえり」
「ただいま。海翔さん…」
澄音の声で、名前を呼ばれただけで嬉しくなる。
ニヤけるわ……。
無言のまま車を走らせて、俺のマンションに2人で帰宅。
玄関に入った瞬間、衝動的に澄音の小さい体を抱きしめた。
もう、俺の方が限界……。
「…っ‼︎か、海翔さん…」
「本当にごめんな…。俺が澄音に勘違いさせる行動取ったのが悪かった。嫌な思いさせたな……」
「ふっ、う…っ、海翔さん‼︎もう…っ、1人にしないでよぉ…」
「絶対1人にしねぇから。ん……ごめん」
子供みたいに泣きじゃくる澄音の頭を撫でる。
そして、自分の軽率な行動を反省…。
「あのね、海翔さん……」
「どうした?」
「あたしも…海翔さんのこと信用してあげられなくて、ごめんなさい…」
「いや、それだけ不安にさせたのも俺だから…」
「ううん‼︎海翔さんばっかり悪くない‼︎」
ぎゅっと俺に抱きついて「ごめんなさい」と囁いた。
だけど、もうこんな風になりたくねぇ……。
澄音の存在と大切さを再確認させられた。

