謝る気もナシなんて、もう限界だよ…。
「もう海翔さんなんて知らない…」
「は?ちょっ、澄音?」
「海翔さんは美人で可愛い女優さんと遊んでれば?あたし、出てく‼︎」
「だから、仕事の付き合いだって言ってんだろ。どうすれってんだよ…」
「そうゆう態度が嫌なの‼︎海翔さんのバカ‼︎」
あたしがどれだけ傷付いたか分かってない‼︎
寂しさも悲しさも全く………。
制服のまま大きなカバンに荷物を詰め、玄関まで走った。
「出てく気かよ…」
「うん。海翔さんと一緒にいたくないから」
「そっ。勝手にしろ、ガキ」
あたしはどうせ、ガキですよ。
バカで心の小さいクソガキ‼︎
結局、この日は瑠奈の家に転がり込んだ。
一軒家の広いお家。
「年上彼氏とケンカしちゃったの〜⁉︎」
「色々あってね……」
「早く仲直りしなよっ‼︎瑠奈、応援してるからね‼︎」
「瑠奈…。ありがとう」
嘘ついてごめん。
でも、瑠奈の優しさが嬉しい。

