「そうだよ渚。 俺達にも話してもらわないと困るなー」 フフッと無駄にフェロモンを出すハルに舌打ちを鳴らす。 「おい、渚は悪くねぇし! 悪いのは逃げたあの女だろー!」 シャーと威嚇するように俺らを睨むが、一瞬怯えた目つきになる。 「口の利き方には気をつけろよ? お前ぐらい俺でも一撃で倒せるくらい力はあんだよ。 だからさぁー、変に口答えすんじゃねぇよ、愚民野郎」 竜が怯えた原因は星夜が睨んだからか。