見ると近づくも分からないのかこのバカは。 私も負けじと緩めに睨む。 「他の奴らと絡むんは勝手や、でも… 俺と渚には関わんな」 次こそかなりの形相で、私を睨むが私には全く効かない。 「私はあんたらの誰とも関わる気はないから。 気分下がったからサボる」 私は彼らに背を向け帰る…予定だったのに… 「待て、やっぱりお前だろここのトップは」 ピタリと私の足を止めるのには十分すぎる言葉を発した青龍の魔王様。