不良少女



「バーカ。

じゃあ私はそんな勇希を引っ張ってあげる」


リカの目には薄っすらと涙を浮かべていた。

そして、俺たちはやっと本当の仲間になった。


「あ、そうそう族はなくなったけどー、グループとしては僕達は活動するからよろしくー」


「は?」


俺はグループの幹部としてリカを支えるってその時に決めたんだ。




「俺さぁ…キャラ変えるから。
これはもう道を踏み外さないっていうゲジメ」


俺は久しぶりに心から笑顔になれた。