不良少女



「……」


え、無言?

じとーっとカレンは俺を見つめると吹きだした。


「プッ アハハハハっ

何、強いって〜
私バラとか似合わないし、花恋ってまず花の名前じゃないし」


未だ腹を抱えてカレンは笑っている。
俺はどこにツボったか分からず顔をしかめる事しかできない。


「勇気の事何があっても助けるからね。

面白い人は大好きだからね」


そんな話をしていたら、エレベーターが止まり扉が開く。