合田の声何てまともに聞いたのは初めてかもしれない。 「じゃあ、とりあえず行くかー。 早くしないと置いてくよ」 俺はカレンとエレベーターに乗り込んで四階を目指す。 「カレンって高校生じゃねぇの?」 俺はさっき疑問に思った事を思い切って聞いてみた。 噂では高校生って聞いてたしな。 「あー。 そうなってるのは前の総長が言ったからで、実はアンタと同い年。 そうだ、名前何?」 「俺は、谷 勇希、勇希でいい」