そう思い確認してみると、思った通りお父様と、組員からだった。 きっと私が現状報告をしなかったから心配になったのだ、凛はどうしているのか…と。 「星夜、凛のこと見ててくれる? ちょっと電話してくるから…」 「別に俺は、1人でも…!」 「いいから、黙ってて!」 急に大声を出したからビックリしたのか、凛の肩がビクッと動く。 「星夜、お願いね。 行ってくる…」 私はこのコテージのベランダに移動する。