「大雑把に言えば、心臓病。 詳しくはリカの親父さんしかしらねぇらしい」 「心臓ってのはまた厄介やな」 「あぁ」 「あ、そーや隠すんやったらちゃんと隠さなボロ出てまうで?」 こいつはどっちのことを言っているんだ…? 綺麗に笑った勇気を俺は訝しげに見つめたのを未だに覚えている…。