「リカさんっ! こっちっすよ、こっち!」


勇希がゲーセンに入った瞬間私の手を握ってプリクラ機に移動する。


「そういえば、何でプリクラ?」


男がプリクラを撮ろうなんて、どういう風の吹き回しだ。


「まさか、まだ彼奴らと関わってる?

あれは、勇希が気にすることじゃないから」


彼奴らそれは勇希の過去をめちゃくちゃに掻き回した奴ら。


これは、勇希と私一過去のお話。