「ゴホッ ゴホッ」 「お、おい大丈夫か⁉︎」 「いつものことだ…」 そんな事を言いながら吐き気はおさまる事を知らないのかさっきから胃液だけが出る。 「リカちゃんに知らせねぇと…!」 そう言って部屋から出ようとする宮島を俺は手を引っ張り引き止める。 「リカには迷惑かけたくないんだ、知らせないでくれ」 そう言い終わったところで俺は意識を手放してしまった。