その事を何とも思ってないってリカちゃんは強がっているけど、実はけっこう嫌がってる。 豹華は彼女にとっては大事な通り名なのに…。 「あぁ、そんな噂もありましたね。 でも、何か変な話ですよね…。 氷華は未だかつて表立った行動はしていないのに氷華という通り名までついて」 それはきっと、彼が流しているんだ。 彼はいつまでも僕等の邪魔をするから。 彼は一体…どこまでを仕組んでいるのか分からない。 「もしかしたら、僕等には計り知れない闇が迫ってきてるのかも」