「注目されるのは嫌いだから。

私を見てくる人達はきっといろんな感情で見てるでしょ?

そういうの考えるだけで頭が痛くなる…」


世の中はそういうものだったて小さい頃から言われ続けてたけど、今でもその思いが変わることはなかった。


「でも、私はあんたがちゃんとした人でよかったって思った。

ただの、威張り散らす奴だって誤解してたから」


初めて言われた…。

こういう、私達を取り巻くように見ている人達にそんなこと。


「困ったことがあったら言って欲しい、少しは力になれるかもしれない」