キャッキャッいいながら2人は安藤をずるずると出口に引っ張っていく。


「全部2人に任せるからそいつはどうでもいい」


「「りょうかーい」」


パチっと私にウインクして、3人は退室して行った。


「ごめん、騒ぎを起こして。
どうぞ自由に浸かって」


私は真顔で謝ってからわさっきの定位置に戻る。


「守られてるばかりのお姫様じゃないんだ」


ふーんと私を訝し目な目で見る小嶋さん。