不良少女



「は? さすがにその容姿で小6はねぇわ」


「なに言ってんの?

私、本当に小学生だしっ! バカなの?」


「いや、まじかよ!

じゃあ、こんなほぼ朝帰りなんてダメじゃねぇか!

ほら、帰るぞ!」


スピードを上げるまさき。

そしてはしゃぐ私。

すると、あっという間に赤橋についた。


「ありがとう、まさきじゃあね〜」


面倒見てくれる何て言うのは口約束だ。

もう、会う事なんてないだろうからいいけど。