「あぁ。 綾斗は俺の兄貴だ。 やっぱりお前が華冷だな?」 「リカちゃんから離れろよっ! もう二度とリカちゃんに近づくな、触れるな。 俺らとは関わるな!」 私と沖田を離れさせようとする奏はいつも以上にキレてる。 「お願いだから、私のことは…私達のことは放っておいて」 心がまた闇に染まる。 私はどれだけ傷つけばいい? 私はどうなってもいいけど、私の周りには何にもしないで…ユキ。