リカはこの時の事を全く覚えていない。 宴で起きていた事も覚えてないし、それに俺の存在も… 今までの楽しい思い出しかもう残ってはいなかった。 いわゆる記憶喪失というもので、 その後のリカは無表情で何か理念に基づいて感情が左右に揺れるだけだった。 俺たちはそんな組長、リカの親父さんに“理想通りのリカ”の邪魔をされないよう捨てられた。 全員バラバラの場所や、地位に。 それからの話はまた今度。 また、瞳が揺らいでしまった時に話そう。