「梨花ちゃんが気にすることじゃねーだろ。 あんのジジイ共が… チッ」 言葉使いで誰だかわからないだろうが、こいつは奏くんだ。 さっきまで怯えてた姿とは一変のガキ大将みたいな感じだ。 さっき聞いた話によると、奏くんは二重人格らしく性格が変わる、変わる。 いつもはうさぎみたいな感じだけど、裏が出るともはや狼だ。 舞台裏にいた俺達を梨花は泣きそうな顔をしながら「ごめんね」「ごめんね」とずっと謝っている。