真央side 俺の隣で星夜はトボトボと走る。 「おい、星夜。 お前いらねぇことは考えんじゃねぇよ」 「……」 チッと舌打ちをした星夜を見るが彼奴は出会った頃の瞳にそっくりで嫌気がさす。 「考えたってな、何も始まらねぇんだよ。 もし、壁にぶちあったったら壊すだけだろ? 残念ながら、俺らはそういうやり方しか教えてもらってねぇんだから」 俺の言葉でようやく瞳に光が戻る。 「マオくん、僕は一生彼奴を許すことが出来ない。 それでもいいのかな?」