俺の大声を聞いて警察官2人はビクリと肩を震わせたが、少女はただ俺を見て微笑んでいた。 ちっ。ビビりもしねえ。 「お前ら、母親は連行済だ。このガキ養護施設にでも突っ込んどけ。」 「はっ。はい!!」 馬鹿二人して、大真面目に敬礼し少女を連れていく。 《ばいばい。刑事さん》