んなっ!?こいつ本気で言ってやがる 「いっぺんぶん殴ってやる!頭冷やせガキ!」 軽く叩いてやればこいつも考えを改める。 そう思い手を振り上げた。 そのとき少女の手に何かが見えた。 何か持ってる? 身の危険を感じ躱したつもりが一歩遅かった。 ジュッ 頬が熱い!!! 「くっ!!」 《ママに使うつもりだったけど刑事さんにあげる》 塩酸かっ!!! 「そんなものどこで...っ」 《これはね。小学校の理科室にあったの。先生が触っちゃいけないって。こうなっちゃうからダメって言ったのね》 くッ