それに、もう決めたことだから。
潤一と結婚するって。
だからもう、海斗を待ち続けるなんてできない。
どんなに待っていても、海斗は迎えに来てくれなかった。
でも、彼は違う。
潤一は、待っていれば必ず帰って来てくれる。
もうすぐ潤一が帰って来て。
『被害者は東京都在住の33歳の男性で、職業はフリーフォトグラファー』
結婚するんだから。
『名前は』
「あ」
あたしはテレビのスイッチを切り、すくっと立ち上がった。
そうだ。
掃除。
アトリエを掃除しておかなきゃ。
何だかんだと忙しくて、この2ヶ月まともに掃除してしないから、埃だらけかもしれない。
ああ、そうだ。
婚姻届にサインをして印鑑も押さなきゃ。
それで、潤一が帰国したら肉じゃがを一緒に食べて、その時に不意打ちで渡そうと思う。
――付き合おう
あの日、唐突にさらりとした口調で潤一が言ったように。
結婚しよう、って。
突然、返事をしてやるんだ。
いつもやられっぱなしじゃ悔しいし。
忙しい。
潤一が戻って来るまで、やることは山のようにある。
アトリエに行こうと部屋を出ようとするあたしを引き止めるように、携帯が鳴った。
潤一と結婚するって。
だからもう、海斗を待ち続けるなんてできない。
どんなに待っていても、海斗は迎えに来てくれなかった。
でも、彼は違う。
潤一は、待っていれば必ず帰って来てくれる。
もうすぐ潤一が帰って来て。
『被害者は東京都在住の33歳の男性で、職業はフリーフォトグラファー』
結婚するんだから。
『名前は』
「あ」
あたしはテレビのスイッチを切り、すくっと立ち上がった。
そうだ。
掃除。
アトリエを掃除しておかなきゃ。
何だかんだと忙しくて、この2ヶ月まともに掃除してしないから、埃だらけかもしれない。
ああ、そうだ。
婚姻届にサインをして印鑑も押さなきゃ。
それで、潤一が帰国したら肉じゃがを一緒に食べて、その時に不意打ちで渡そうと思う。
――付き合おう
あの日、唐突にさらりとした口調で潤一が言ったように。
結婚しよう、って。
突然、返事をしてやるんだ。
いつもやられっぱなしじゃ悔しいし。
忙しい。
潤一が戻って来るまで、やることは山のようにある。
アトリエに行こうと部屋を出ようとするあたしを引き止めるように、携帯が鳴った。



