私を悪者にしてでも───




パシッ





女の子の手をつかんでる男の手を払った。





男「てめっ何すんだよ!」





私は男を無視して女の子を見た、凄く怯えてて涙を流してた。





『怖かったね……助けてあげる……。』





私は男の方に向いて睨んだ、『情けない』って言って。





男は顔を赤くして殴ってきた、私はそれを避けて男を押さえ込んだ。





喧嘩をする時は極力殴らないだって殴られたら痛いもんね。





私が男を離したら逃げていった、そしてまた女の子の方を向いた、その頃には女の子の顔は涙を流してなかった。





私は女の子の頬に手をあてて『よかった...。』って言った。





そしたら女の子は笑顔になったでもまた怯えたような顔になった。





女「うし...ろ...。」





後ろを向いたらさっきの男が立ってた、手にナイフを持って。





男「さっきはよくもやってくれたな!」





男はそう言ってこっちに向かって走ってきた、私は男の持っていたナイフを素手で掴んで奪った。