私を悪者にしてでも───




私はその日から少しずつ変わっていった。





でも高校に入ったある日、一人の女の子が私たちに近づいてきた。





その子は橋本 奈々ちゃん«はしもと なな»。





奈々ちゃんは竜に入りたいと言ってきた、でも私が竜の姫だったから悠くんが龍の姫に誘った。





龍は姫がいなかったから凄い媚び売られてた、でもこんなに真っ直ぐ言われたら龍も、心をうたれたらしい。





奈々ちゃんはすぐみんなと仲良くなった、私は何だかそれが嬉しくなって見守ってた。





私の隣にはいつもは玲くんがいてくれた、それも嬉しかった。





でもそんな日常は壊れた、奈々ちゃんが私に竜の姫をやめて欲しいと言ってきた。