「……帰っていいですか?」
「何言ってやがる」
「帰ります」
「おい」
「帰るったら帰ります!
邪魔ですから!
邪魔ですよね!
超邪魔ですよね!
なので帰ります!」
俺は会長サマに背を向け、部屋を出ようとした。
……が
「待てよ」
ネクタイを掴まれる。
「何でですか?
俺帰りたいんです。
鹿島先輩の手伝いあるんで」
「鹿島に許可、もらったろ」
「そーれーでーもー
帰るんです!ぜぇったい帰るんです!」
「黙れ」
「か・え・り・ま・す
さよならッ」
「黙れっつってんだろ
口ふさぐぞ」
余計に強くネクタイを引っ張られ
息がつまる。
「あーあーあーあー」
何も聞ーかーなーいー
「おい」
「何も聞きま……
ーーーーッ」
……え
今……の
「やっと黙ったか」
唇に触れた……何か
今……俺……キス…され…た?
「会長ッ
何をッ」
「キス」
「そんなこと分かってます!
何でキ……キスしたんですか!?」
「うるさいからに決まってんだろ」
「そ、それだけで!?」
「ああ」
……最ッ低
非道い……
「……会長……最低です!
もう本当に……
今日は俺……帰ります」
俺は逃げるように
生徒会室を後にした。
「何言ってやがる」
「帰ります」
「おい」
「帰るったら帰ります!
邪魔ですから!
邪魔ですよね!
超邪魔ですよね!
なので帰ります!」
俺は会長サマに背を向け、部屋を出ようとした。
……が
「待てよ」
ネクタイを掴まれる。
「何でですか?
俺帰りたいんです。
鹿島先輩の手伝いあるんで」
「鹿島に許可、もらったろ」
「そーれーでーもー
帰るんです!ぜぇったい帰るんです!」
「黙れ」
「か・え・り・ま・す
さよならッ」
「黙れっつってんだろ
口ふさぐぞ」
余計に強くネクタイを引っ張られ
息がつまる。
「あーあーあーあー」
何も聞ーかーなーいー
「おい」
「何も聞きま……
ーーーーッ」
……え
今……の
「やっと黙ったか」
唇に触れた……何か
今……俺……キス…され…た?
「会長ッ
何をッ」
「キス」
「そんなこと分かってます!
何でキ……キスしたんですか!?」
「うるさいからに決まってんだろ」
「そ、それだけで!?」
「ああ」
……最ッ低
非道い……
「……会長……最低です!
もう本当に……
今日は俺……帰ります」
俺は逃げるように
生徒会室を後にした。


