「失礼します」

起きたら昨日のまま

だとか

全部夢でしたー

とかはなく

俺は生徒会室に向かった。

「……」

返事なしかよ!

自分から呼んどいて?

「勝手に入りますよ」

いらだちを隠せず

俺は乱暴にドアを開けた。

「……え?
鹿島先輩?」