「えっと……鹿島先輩
何か手伝うこと……」

「別に」

「ハイ……」

今日で四日目なのに

毎日突っ立ってるだけって……

俺空気とおんなじ……

「部屋に戻ってくれてもいい」

え!?

いるだけで邪魔ってこと?

存在が邪魔!?

空気以下!?

俺鹿島先輩に嫌われるようなことしたかな……?

「すいません! なるべく静かにしてます!」

「あ……いや、そういうわけでは……」

「お茶運びでも何でもやるのでまだクビにはしないで下さい!」

俺は鹿島先輩に叫んでから給湯室に向かった。

後ろで鹿島先輩が何かを言おうとしていたことには気づけずに……