「ああ、ごめんなさい
私ばかり話してしまって」

俺がショゲている理由は別なんだけど、

なんか勘違いさせてしまったみたい

逆に助かったんだけど

心の話……なのかな?

聞けたし

「あなたの用件を聞くのを忘れていたわね
今日はどうなさったの?」

げ……

んなこと考えてない!

心に会いに来ましたとか、さっきの話聞いたら言えなくなっちゃったし

この状態、どう切り抜けろと

これは何かの罰!?

罰なの!?

……まさか、美女さんに嘘ついたせいで?

あの美しさは神様にも通用するのか!

神罰でも降ったのかなぁ……

神様! 美女さんにいつかきっと謝るので許してください!