毎日のように書き込み、毎日のようにみんなに愚痴を聞いてもらう。


このサイトの中であたしの意見に反対する子は誰もいなかった。


全員が、あたしの味方なんだ。


あたしはひとしきり両親の悪口を書き込むと、満足してスマホを閉じた。


今でも何件もの返信が来ているだろうけれど、みんなに読んでもらだけで満足なので、返事をするつもりはない。


ようやくスッキリしたあたしは再び机に向かう事ができたのだった。