☆☆☆
京一郎のノートを持っていると、難しい問題に差し掛かっても時間を取られることがなかった。
スラスラと解けていく問題が気持ちよくて、気が付けば外は暗くなっていた。
一階からは夕飯の美味しそうな香りがしていて、お父さんの声も聞こえて来る。
いつ帰って来たんだろう?
そう思い、スマホで時間を確認した。
「うそ、もう8時?」
あたしは時間を確認して目を見開いた。
ここまで集中して勉強できたのは久しぶりのことだ。
京一郎からのメールの返事はまだないけれど、そんな事もうどうでもよかった。
あたしは立ちあがって大きく伸びをし、いい気分で一階へと下りて行ったのだった。
京一郎のノートを持っていると、難しい問題に差し掛かっても時間を取られることがなかった。
スラスラと解けていく問題が気持ちよくて、気が付けば外は暗くなっていた。
一階からは夕飯の美味しそうな香りがしていて、お父さんの声も聞こえて来る。
いつ帰って来たんだろう?
そう思い、スマホで時間を確認した。
「うそ、もう8時?」
あたしは時間を確認して目を見開いた。
ここまで集中して勉強できたのは久しぶりのことだ。
京一郎からのメールの返事はまだないけれど、そんな事もうどうでもよかった。
あたしは立ちあがって大きく伸びをし、いい気分で一階へと下りて行ったのだった。