居場所をください。




「美鈴、知り合いの店?」


「んー、というかバイト先。」


「そういうことか。納得。」


それからしばらくしてお店についた。


「へー、やっぱり変装するんだ。」


タクシーを降りたら隼也はめがね

貴也は帽子をしていた。


「変装と言えないレベルだけどな。」


……………たしかに。


「ま、行こ。」