居場所をください。





そして、あっという間に夜。


「お腹すいたー。」


「じゃあそろそろ帰るか。」


「あ、ねぇ、観覧車乗ってこ。」


「おう、いーよ。」


日が暮れてきてきれいに点灯されている観覧車に向かった。









「故障ー?まじですか!」


タイミング悪!


「しかたねーし、また来ればいいじゃん。」


「また来てくれるの?」


「おう。また来よ。」


「じゃあ約束ね。」


「守れよ。」


「貴也もね。

じゃあ行こっか。」


私たちは遊園地を出て駅に向かった。

帰りは電車で帰る。