私はブログを書き上げ
一緒に歯磨きをして
一緒にベッドイン!
「お泊まりも久しぶりだね。」
「だな。」
私は貴也に抱きついた。
「あんまくっつくなよ。
これでも我慢してんだけど。」
「いいじゃん、たまには。」
私たち、キスすらあんましないしさぁ。
「だめ。むり。離れて。」
ちぇっ。
仕方なく私は貴也から離れた。
「安易にはしていいことじゃねーしな?」
「……………真面目だね、かなり。」
「大事だからな、美鈴が。」
……………うわぁ、すごいこといったよ。この人。
健全な高校生ですか、それでも。
「だから、大人になるまで
一緒にいろよ?」
「……………もちろん!」
はは、やっぱくっついちゃうよ。
「だから離れろよ。」
「はは、すみません。」
はぁ、今最高に幸せだ。
「美鈴。」
「ん?」
上を向くと降りてくるキス。
「……………今なら最高の歌が歌えそう。」
「はは、なんだよそれ。
さっさと寝ろよ。」
「貴也もね。」


