居場所をください。




テレビでは相変わらずまだ私たちの話題。


「よくそんなに放送することあるよね。」


「まー、他にやることがないくらい

日本が平和ってことだろ。」


「あぁ、なるほど。

平和なのか。いいことだね。」


「結局俺らのことも昨日の美鈴のブログと

ツイ○ターの写真使って

仲のよさが伺えます、だもんな。

平和だよ。」


「はは、確かに。

私、他に書くことないのかって感じだよね。」


「いいんじゃね?別に。」


「明日は明日で映画試写あるし

明後日のテレビはまた私たちかな。」


「かもな。いいじゃん。」


「まーね。

はい、ご飯できました。」


私がそういうとダイニングテーブルへきた貴也。

そしてなぜか写真を撮る貴也。


「なんで写真?」


「ブログ用。美鈴飯。」


「へぇ、こんなんでいいの?」


「17歳でこんだけ作れれば十分だろ。

ちなみに作ってる後ろ姿もとった。」


「ええ!また勝手に。」


「いいじゃん。

今載せると泊まったのバレバレだし

夜まで載せられねーけど。」


「はは、そうだね。」


それから私たちは一緒にご飯を食べた。