居場所をください。





「ところで貴也、どこで寝る?」


そういえばここには布団というものがない。

ソファもベッドにはならない。


……………これは一緒に寝るしかないのでは?

いや、でもそれはいいのだろうか…。


「そりゃ美鈴と寝るわ。」


「え。」


「別に変なことしねーよ。」


いや、そう言いきられるのも少し寂しいけど。


「そっか。」


「あ、でも美鈴もう初めてじゃねーのか。」


「……………そうですね。」


私が顔を歪めて言うと

貴也は優しく微笑んで私の頭に手を乗せた。


「俺は無理矢理したりしねーし

いくらなんでもそんなすぐ手出したりしねーよ。」


「……………うん。ありがと。」


やっぱり優しい。


「ってかもう寝んの?」


「まだ。

ブログも書かなきゃだしね。」


私は立ち上がり、パソコンをとった。