「貴也、なんて書く?」
「まだそこまでいってねーし。」
うーん、なんて書こう…。
「突然ですが、から始めればいいかな。」
「いいんじゃね?
こういうのはお互いの言葉で書かなきゃ意味ねーだろ。」
「確かに。」
私は続きを書いた。
"突然ですが、この度同じ事務所の
松野貴也くんとお付き合いしてることをご報告させていただきます。"
……………変?ま、いっか。
「貴也って呼び捨てでかいてもいいのかな。」
「いいんじゃね。」
もう、適当だなー…。
"貴也とはずっと友人として仲良くしていましたが、片想いの末、気持ちが通じ合い、お付き合いをスタートすることが出来ました。
私たちは学校もクラスも同じで、共通の友人である大谷隼也くんを通じて仲良くなり、このような関係まで発展しました。
まだまだ未熟な私たちですが、暖かく見守っていただけると嬉しいです。
五十嵐美鈴"
よし。
「書けたー。」
「はやっ。」
「貴也まだなの?」
「まだ。」
私はとりあえず画面をしまって
歌詞の続きを考えて
長曽我部さんが出てくるを待った。


