居場所をください。




お風呂を出ると貴也がすでにいた。


「お疲れさま。」


「おう、さんきゅ。」


「長曽我部さん、お腹すいた。」


「はい、冷奴な。」


「……………。」


「昼にハヤシライス食ったみたいだし?」


「あ!貴也言ったでしょ!」


「俺じゃねーよ。」


貴也じゃないなら……………


「そういや文化祭のやつ、

受けたんだって?」


高橋か!あいつー!!


「……………冷奴か…。」


「おい、俺の話は無視か。」


「え、あ、はい。受けました。」


「ま、あとは俺が決めるから。」


「お味噌汁とかつかないんですか。」


「は?」


「奴だけって。」


「はいはい、味噌汁な。

貴也は?なんか食う?」


「食べます。」


というわけで私はお豆腐を食べた。