居場所をください。




とりあえず話がまとまったかな。

あとは長曽我部さんが勝手に決めるか。


「文化祭か~。

ってか委員長決めるの早くない?」


「委員長だけは引き継ぎで

2年の後半から動き出すんだよ。」


「へー。大変だね。」


「感情こもってねーよ。」


「うるさいわ。」


そこへ…


カランカラン…


「いらっしゃい。」


貴也が来た。


「あ、貴也。」


「あれ、いたんだ。」


私は一気に笑顔。

こんな時間に会えるなんてね。


「……………へー、お前も

そんな女の子みたいな表情するんだな。」


高橋が言った。


「は?どういう意味。」


「ほら、また冷めた。

俺に対していつも冷めすぎ。」


…そうかな。無意識だけど。


「……………なんで二人でいるわけ?」


貴也が聞いてきた。


「あー、仕事みたいなもんかな。

文化祭の出演依頼みたいな。

長曽我部さんは一応仮で受けたみたいだけど

私がいやがったから直接交渉に

って感じ。」


「ふーん。」


「貴也こっち座りなよ。」


カウンターに座ろうとした貴也を呼んだ。