それからラジオの生放送を終えた。 「お疲れ~。」 「お疲れさまでーす。」 佐藤さんが待っていてくれて 次はテレビの収録だ。 「2時間くらい空くけどどうする? 用ないなら俺が連れてっちゃうけど。」 「うん、用ない~。」 「じゃいっか。」 「で、どこにいくんですか?」 「ついてからのおたのしみ~。」 「なにそれ。」 私がそういっても佐藤さんはなにも言わなかった。