居場所をください。




俺が着替え終えると

ちょうど美鈴がリビングへ来た。


美鈴は短いスカートを履いていて

そこから見える脚は本当にきれいだった。


まっすぐ長く、痣や傷跡、虫刺され痕などもない

綺麗な足。

よく膝が汚いやつもいるけど

美鈴は膝もきれいだ。


「美鈴の脚ってさ、

女らしくねーよな。」


「は!?」


「肉全然ついてねーし。

エロさゼロ。」


「どこみてんの。」


「俺も男なんで。」


「男ってやっぱ少し肉付きいい女の子の方がいいの?」


「まー女らしさはあるかもな。

美鈴胸もねーし。」


「なっ!

うるさいよ!ばか!」


あ、拗ねた。

分かりやすすぎ。


「そういえば赤堀さんは1つ上なのに

女らしさあるもんね。

胸もあったし。」


「はぁ?」


なんでそこで沙耶香?


「結局ああいう方が男受けはいいんだね。」


「そうじゃねーの。」


俺がそういうと、美鈴は明らかに怒った。


なんだよ、言いたいことあんなら言えよ。