居場所をください。




それから俺らは朝食を食べ終えて

テレビを見ていた。


「もう貴也と赤堀さんの話題ないね。」


「だな。

もう情報が出てこないから

放送することねーんだろ。

そんなもんだろ。


で、また熱愛が発覚したら追いかけ回される。

芸能界って本当自由ないよな。」


「まぁ私なんかは自分で選んだ道だし

仕方ないけどね。


貴也は赤ちゃんの頃からいるわけだし

嫌になって仕方ないけど。」


まーおかげで美鈴と出会えたんだけどさ。

仕事も楽しいし悪いことばかりではない。

じゃなきゃ引退してるし。


「でも今の事務所でよかったわ。

俺らタレントのことも考えてくれるし。」


「じゃなきゃ困るよ。」