『大谷くん!
五十嵐さんの施設出身だと話題になってますが!』
『今日はそっち?
別にいいんじゃないですか?』
「なんか隼也キレてない?」
「少なくとも演じられてないな。」
『施設出身で、なにか問題でもあるんですか?
そうやって人の傷に塩塗るの
やめた方がいいと思いますよ。
美鈴、なにか悪いことしたんですか?』
「……………大丈夫なの?あれ。」
「いや、よくねーな…。」
『俺がコメントすることはなにもありまけん。
する必要もありません。』
そういってフレームアウトした。
嬉しいんだけどさ…
「なんか熱愛報道加熱しそうじゃない?」
「俺もそう思う。」
ですよねー…。
それから私はご飯を食べて
仕事へ向かった。


